ヨットの事を考える評議会


by Takatsuki_K
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色あせた航海日誌

あけましておめでとうございます。

昨年は毎週火曜日にブログ更新すると心に決め、やってはみたものの、締め切り作るとこれがまた結構キツイ。
今年は辞めと思ったんだけど、改めて読み返してみると、やっぱりこういうの書き続けるというのは自分の為にも良いものだなぁと思う。

でもって、過去を振り返るシリーズ。
……の続き。

20代後半はやたらとヨットで走り回っていたわけだけど、その頃はきちんと日記をつけていた。
あの頃、デジタルカメラなんて無かったし、たしか自分でカメラも持って行ってない。
日記だけが記憶を残す手段だったわけ。
こういうのも、なかなかいいもんだ。

いやしかしまあ、字が汚い。
あ、これ、今でもそうですけど。ワープロがあるからごまかせているだけ。
で、絵も描いてある。
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これはニュージーランド。最初入港したベイオブアイランド。
そう、この後ニュージーランドとは深く関わることになるわけだけど、初めて行ったのがこのとき。シドニーからロードハウ島を経て12日間かかっている。
マックスさんという……スイス人だったっけ?……がいきなりやって来て乗せてくれといいだし、ニュージーランドまで同乗させることに。この人、航海中はずっと寝たきりだったもよう。


f0171353_9411154.jpg

航海途中は絵も手抜きです。揺れてるし。
でも、描かずにはいられなかったもよう。
これでもまだ写真よりいいかな? やっぱ写真か?


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そしてラロトンガ島へ。
聞いたこと無いという方も多いかと思うけど、この後大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』という映画のロケがこの島で行われる。
wikiの『戦場のメリークリスマス』の項では「トンガ諸島での撮影で……」とあるが、ラロトンガはクック諸島。有名なトンガ王国とはまた別。もっと田舎です。

田舎は田舎の良いところがあって、当時は「失われた昔のタヒチの面影を残す島」といわれ、是非立ち寄るべきとニュージーランドで言われたらしい。

実際、週末のバーではタヒチアンダンスが行われ、いやこれ、タヒチアンダンスショーじゃなくて客がダンスを踊るのです。ハゲシク腰を振るデンデケデン、あれを客が踊る。

ポリネシアでは太古より「海から来た旅人は村の娘が体で接待する」という決まりになっているらしい。
そんな風情を残す島。
で、
『戦メリ』撮影中にカメラマンが行方不明になり、しかし大島監督はさして捜索もせずに帰国してしまい、責任を問い詰める芸能レポーターに、
「島の娘と芋でも掘って暮らしているんでしょう」と平然としていたけど、あの島の娘の雰囲気からすると頷ける。そんな島です。

今は知りませんよ。30年近く前の話だから、これ。


f0171353_9421541.jpg

そして、フレンチポリネシアはボラボラ島へ。
こちらは有名な珊瑚礁の島。
有名なだけあって、たいそう綺麗な島だった。


この後フアヒネ、モーレア、タヒチを経てハワイまで行き、レースやって、最後は日本まで走り、1年ぶりに船を降り横浜の実家に転がり込む。
家でブラブラしていたとき、たまたまテレビでやっていたディズニーの映画『ピーターパン』で、まさにこのイラストそのもの──月に照らされて入り江にたたずむ海賊船──のシーンがあった。

それを見て、ピーターパンの夢物語から現実世界に帰ってきたんだなぁと実感した。
あれは夢だったのかなぁ、と。


日記つけるのって、いいですよね。
デジカメ画像もいいけど、こうして色あせた日記帳の文字や絵の方が、本人にとっては実感よみがえるかも。
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by Takatsuki_K | 2011-01-04 09:44 | 個人的な話