ヨットの事を考える評議会


by Takatsuki_K
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シリーズ【JSAFとは】最終回
7回に分けて書いてみましたが、
ワタシ、重箱の隅をつつくような細かい事を指摘しているんじゃないんです。
日本のヨット界全体のグランドデザインが曖昧なまま、JSAFで細かい規則ばかり作っても、よけいまとまらないと思うんです。


各地のヨットクラブは、特別加盟団体としてJSAFに加盟するべきなのか? いや、加盟しても意味無いのか?

ヨットクラブのメンバーは、ヨットクラブとは関係なく、外洋加盟団体のメンバーとなってJSAFとかかわるべきなのか?
いや、JSAFに艇登録してもたいしたメリットは無く、そのままヨットクラブで活動していればいいのか?

この先、外洋加盟団体とヨットクラブの関係をどのようにしていきたいのかというグランドデザインが見あたらない。

JSAF統合から10年ちょっと。
日本の外洋レースがどんどん衰退しているという事実は、みなさん実感していると思います。
いや、クラブレースはかなり盛んで、「クラブレースで十分」という空気が濃厚に漂っている状況なのかもしれません。

それで、いいの? って話です。

前に書いた「選手権の魅力」もご参照ください。
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by Takatsuki_K | 2009-02-24 13:49 | ヨットレースを考える
JSAFで策定した規則……というか指針に、
『主催・共同主催・後援・協力・協賛及び公認の各定義とレースの開催についての基本的考え方』
という文書があって、ここでは、
------------------------
●上記外洋3競技(全日本外洋選手権、鳥羽パールレース、ジャパングアムヨットレース)以外の外洋帆走競技に関しては、加盟団体である外洋帆走艇を統轄する団体の各支部による「主催」もしくは複数の支部共同の「共同主催」を原則とする。
-------------------------
とあります。
これは、
特別加盟団体(ヨットクラブ等)は原則として外洋帆走競技を主催する事はできない。
という意味になりますよね?
普通に考えると、そうとれます。

なんで?
グアムレースで裁判になったトラウマか?

そもそも、
外洋帆走競技」の定義は?
外洋艇を使ったブイ周りのレースは違うのか?

また、
加盟団体である外洋帆走艇を統轄する団体の各支部」の意味もイマイチ理解しにくい。
外洋帆走艇を統轄する団体=各外洋加盟団体
の事か?
となると、その支部なんてあったっけ?
これはフリートの事?
それとも、各水域の外洋加盟団体が外洋統括の支部という考え方なのか?

分かりません。

意味が良く分からない規則がいっぱいあって、加盟団体も、特別加盟団体も、あるいはJSAF自身も、混乱しているのでは?
非加盟の団体や、人、艇、にあっては、もうどうしたものか、呆然としますよね。

と、ここ何日か、資料をあさっていて感じました。
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by Takatsuki_K | 2009-02-23 18:20 | ヨットレースを考える
どうも、各水域の外洋加盟団体とヨットクラブでは、人的にも活動内容的にもかぶっている部分が多い。このあたりのJSAFの組織化のしかたにムリがあるんじゃなかろうか、ということで、もういちどISAFの『セーリング競技規則』を見てみます。

レースの主催団体になれる(レースを主催できる)基準として、いくつかの規定が出てきます。

中で、「ISAF加盟の各国協会」とあるのが、JSAFの事ですが、この“加盟”には英文の方では「member」という言葉が使われています。

続けて、「各国協会(JSAF)加盟の、クラブまたはその他の団体」とあって、この“加盟”には、「affiliate」という言葉が使われています。

また、クラス協会は、「各国協会公認の……」という表現になっており、この“公認”は「approval」で、また違う。

「member」「affiliate」「approval」
どう違うのか?
と、考えてみると、、

各ヨットクラブの集合体が各国協会(a national authority)で、個々のヨットクラブは各国協会に所属(affiliate)している。

一方、その各国協会(JSAF)は、国際協会であるISAFと同格。というか同種といった方がいいのか? ISAFを代表する日本の機関(national authority)で、ISAFとJSAFはmember(加盟)の関係。
で、JSAFに所属する全ヨットクラブは、JSAF(各国協会)を通してISAFに所属している……という事になる。

そのまた一方で、各クラス協会は、たとえば「日本470協会」なら、「国際470協会」のmemberになっているのだろうから、ここんところはISAFとJSAFの関係と同じ。

で、こちらは、JSAFに所属するわけではなく、国際470協会の日本の代表機関であり、JSAFとしては、それを公認(approval)するだけ。

……と考えると、member、affiliate、approvalの関係性の違いがハッキリします。それぞれに日本語で何をはめるかは別として。

そして、member、affiliate、approvalの3種の関わりに整理すると、外洋加盟団体の位置づけをどうしたものか、ハッキリしてきませんか?

その点、
都道府県連と外洋加盟団体を「加盟団体」。
その他の階層別団体、クラス協会、そして各ヨットクラブとを共に「特別加盟団体」。
とする今の組織構造には、あまり説得力がないんじゃなかろうか、と。

これも、「日本にはヨットクラブが無かった」という日本独自のヨットの歴史が、話をヤヤコシクしているのでしょうが。
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by Takatsuki_K | 2009-02-21 10:12 | ヨットレースを考える
だいぶ前のことですが、ある自治体から依頼されて、ニュージーランドのヨットクラブの実体調査をした事があります。

ニュージーランドには、日本のJSAFにあたるYachting New Zealand(当時はニュージーランドヨッティングという名前だったかも?)があって、国中のヨットクラブがクラブ単位で所属していました。
すべてのクラブが所属、というか、Yachting New Zealandに所属していない所はヨットクラブではないって感じ。

このように、本来、ヨットクラブ単位で各国協会(日本ではJSAF)に加盟するのが普通で、それを想定してRRSも書かれているのではないでしょうか。

ところが我が国では、JSAF統合時には欧米型のヨットクラブがあまり発達していませんでした。
そこで、NORCの各支部が、外洋加盟団体としてJSAFに加盟するという形をとったのでしょう。

ところが、ちょうどその頃から、日本でも欧米型のヨットクラブが盛んになり、ヨットクラブ単位でクラブレースが頻繁に開かれるようになります。
外洋加盟団体を構成しているメンバーの多くは、それぞれヨットクラブにも所属しているわけで、実際の活動はヨットクラブで、というケースが多くなっていきます。

しかし、JSAFに加盟している団体でなければヨットレースの主催団体になることができません。

そこで、外洋加盟団体に頼んで共同主催という形をとってもらうか、外洋加盟団体の中のフリートレースとするか。この場合、XX外洋加盟団体YYフリートといっても、YYヨットクラブとイコールの存在でもないのでヤヤコシイ。
あるいは、モグリでこコソコソやるか、

で、いっそヨットクラブとして特別加盟団体となるか。
……これが一番クリアなのですが、特別加盟団体となるヨットクラブが増えていくと、構成員やレース主催等の活動内容が被る外洋加盟団体の役割はどうなるのか?

で、ジャパンカップ。
『JSAF運営規則』によれば、--------------
第5条(3)ジャパンカップ主催団体
外洋加盟団体が(また、別に主催団体がある場合には共同して)実行委員会を組織し、その運営に当たる。
----------------------------------------
となっていて、運営実体が曖昧になってきている外洋加盟団体が組織する決まりになっています。

外洋加盟団体がヨットクラブの集合体として機能している地域では比較的話をまとめやすいが、そうでない地域では実行委員会を組織するのも困難になる。

……と、このあたりが、ジャパンカップがモジャモジャしている大きな要因になっており、外洋加盟団体の位置づけの曖昧さゆえ、クラブレースの一つ上の興奮である、選手権試合が成立しない、大きな要因にもなっているのではなかろうかと推測します。
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by Takatsuki_K | 2009-02-19 12:51 | ヨットレースを考える
特別加盟団体とは……前回書きましたけど、まあ分かったような分かんないような。

具体的に言うと、特別加盟団体には、
○艇種別団体
○階層別団体
○クラブ等の団体
の3系統あります。

艇種別団体とは、各クラス協会の事。
日本ソリング協会とか、日本FD協会とか。

そうそう、ここで重要なのは、RRSで明記されているため、JSAFの加盟団体にならないと、日本でヨットレースを主催するのが難しいという事です。
各クラス協会としてJSAFの特別加盟団体になっていれば、クラス協会主催でレースが開催できます。

階層別団体は、全日本学生ヨット連盟、高体連ヨット部会、など、艇種ではなくその階層での活動をコントロールする団体ですから、これもスッキリ。

いずれも、都道府県連に所属し、そちらからJSAFへメンバー登録してあれば、重複してJSAFへの登録料を支払う必要もありません。もちろん、これらの特別加盟団体からJSAFメンバー登録してもOK。

と、そのはずです。規則での記述があいまいですが
参照


問題は、クラブ等の団体。いわゆるヨットクラブ。
こちらも、クラブレース等が近年盛んですから、JSAFに加盟していないと……というか、させてもらわないと困ります。

で、このヨットクラブと、外洋加盟団体が、微妙にかぶるんです。人も活動も。

統合以前は、日本には欧米的なヨットクラブがほとんどなかったこともあり、NORCの支部がレース主催というヨットクラブ的役割を果たしてきた面もあるわけです。
ところが最近では、欧米的なヨットクラブの活動が活発になり、ヨットクラブでJSAFに加盟して独自のクラブレースをどんどん行うようになっています。

ここで、各ヨットクラブと外洋加盟団体を構成している人や活動内容が微妙にオーバーラップしており、JSAFに加盟していないヨットクラブでは、外洋加盟団体と共催という形でクラブレースを開催したり。水域によっては、外洋加盟団体=その地域のヨットクラブ、になっているところもあるかもしれません。

外洋加盟団体は、集金窓口や艇登録といったJSAFの下部組織的業務を行い。でも加盟団体という別組織であって、JSAFの下部組織ではない。

でも、会員からすると、外洋加盟団体って、地方自治体みたいなイメージに感じている人が多くありませんか? 納めるお金も、会費というより住民税みたいな感じ。
となると、ヨットクラブと違って、外洋加盟団体への帰属意識は低いですよね。(つづく)
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by Takatsuki_K | 2009-02-16 15:57
台湾での船の修理を終えて青島目指してつっぱしっていた<エリ3号>。とんでもなく寒い航海だったようですが、第5レグのスタート5時間後に、やっとこさ青島にフィニッシュ。
どこまでも諦めないど根性を見せてくれます。

で、僅か2時間で燃料や食料を積み込み、第5レグのスタート。ええええ、ホントかよ。なんなんだよこの人達は。

このレグは、過去のウイットブレットの時代から見ても、最長のレグです。太平洋を縦断し、無風帯を突っ切って、南氷洋をひた走る、過酷なレグです。
それを、2時間の補給でスタートです。

で、見ると。追いついているじゃん。すげー。
鬼気迫る走りって感じ。

一方、スタート前に無念の座礁でキールを壊し、上架して修理とあいなった<青テレ>も、突貫工事の末にスタートラインへ。

もう、この人達(ショアクルーも含む)の船乗り魂に脱帽。もう涙が出るくらいすごい。すごすぎる。
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by Takatsuki_K | 2009-02-15 19:07 | ボルボ・オーシャンレース
いよいよ明日、青島スタートですね。

第5レグは、ケープホーンを回ってリオデジャネイロまで。
マジですか? といいたくなるようなコース。

途中、スコアリングゲイトは2箇所。
南緯36度線とケープホーンです。

ということは、スタートしてから真っ直ぐ南下して、南緯36度ゲイトをくぐり、サザンオーシャンを東へ走るという感じでしょうか。

2箇所のゲートでは、それぞれ1/2のポイントが得られますから、フィニッシュも含めて、1位と4位で、6ポイント差がつくって事ですね。

現在トップは<エリ4号>の49ポイントですが、これを追う<青テレ>は3ポイントのペナルティーを払ってもラダー交換。で、現在42ポイント。
3位の<プーマ>の41ポイントと貧差となりました。

うううーん。いいのか? そこまでしてラダー代えるか?

明日(2/14 土曜日)午後1時(現地時間)スタートです。

寛平さんの、<エオラス>LA到着と、VORのリオフィニッシュと、どっちが早いか?
って見ても、面白いかも。
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by Takatsuki_K | 2009-02-13 16:43 | ボルボ・オーシャンレース
加盟団体は、旧JYA系の都道府県連、旧NORC系の外洋加盟団体に分かれていますが、いずれも、JSAF登録メンバーの集まり。というか、JSAFへ登録するための窓口といったらいいのか? JSAFを構成する下部組織といったらいいのか? そんな説明でいいでしょうか? いいんでしょう。

一方、特別加盟団体に関しては、
『クラブ等の団体の加盟に関する規則』
という文書がJSAFのホームページ(「インフォメーション」→「団体加盟案内」)で公開されています。

ところが、これ、このページ内の「ご案内」という頁と、そのすぐ下からダウンロードできる『クラブ等の団体の加盟に関する規則』で記載内容が違うんですね。

「ご案内」の方は単なる案内なのかと思ったら、文末に、
-----------------------------------------
発効
本規則は平成14年4月01日より発効する
-----------------------------------------
とあり、これは規則であるとうたってありますからヤヤコシイ。


両者は、一部が違うというより、書式からして大きく異なっており、特に以下の部分の違いは看破できません。

『クラブ等の団体の加盟に関する規則』
では、(負担金)として
--------------------------------
2 人数割り負担金
 クラブ等の団体の会員1人あたり年額5500円
---------------------------------

方や、「ご案内」からリンクされている頁では、(加盟料)の中で、
----------------------------------
2)人数割り負担金はクラブ・団体のJSAFメンバー1人あたり年額5500円とする
ただし、すでに加盟団体、特別加盟団体からJSAFに登録しているメンバーは重複して負担しなくてもよい。
----------------------------------
となっています。

どう違うかというと、
たとえば、ヨットクラブ会員50人のうち
外洋加盟団体所属の会員 20名(JSAF登録メンバー)
JSAF未登録の会員    30名
という、ヨットクラブが、JSAF特別加盟団体になった場合。
(登録メンバーが20名以上なら特別加盟団体になれる)

『クラブ等の団体の加盟に関する規則』の記述では、

クラブ会員 50名×5,500円=275,000円
 そのうち
外洋加盟団体所属    20名
は、すでに外洋加盟団体からJSAF登録しているので「重複支払いの必要は無い」の原則からここで負担金を支払う必要は無い。残りの30名分165,000円を人数割り“負担金”として支払う。
あるいは、これは個人のJSAF登録料ではなくクラブの“負担金”と書いてあるわけですから、50名分、275,000円をJSAFに支払うようにとも読めます。

一方、「ご案内」の方からは、
JSAFにメンバー登録している人だけ、つまり、
20名×5,500円=110,000円支払えばよい。しかもそれは外洋加盟団体を通して既に支払っているので、ヨットクラブの側からは負担金を支払う必要はない。
そのヨットクラブがJSAFに加盟した後、JSAF未登録だったヨットクラブ員が新たにJSAFメンバー登録するなら、1名5,500円支払い、550円はヨットクラブに登録事務手数料還付金としてバックされる。

というように読みとれます。

「ご案内」の方が正しいような気がしますが、こちらは14年2月7日づけで、発効が14年4月1日。
かたや、『クラブ等の団体の加盟に関する規則』の方はそれより後の平成14年4月1日づけで、やはり発効は14年4月1日。
となると、後から出されてる『クラブ等の団体の加盟に関する規則』の方が正しいのか? でもそれだと内容が????

で、こういうのは、いちいち事務局に質問しないと分からない事なのか?
JSAFの活動内容を知るのは、なかなか難しいです。

この部分、加盟する団体の取りまとめ役としてのJSAFにとって、最も重要な部分だと思うのですが。
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by Takatsuki_K | 2009-02-13 08:50 | ヨットレースを考える

【JSAFとは】 加盟団体

JSAFは財団法人。そのせいか、よく見ると「JSAFの会員」という表現はほとんどされていないようです。多くは、「メンバー登録」と書いてあります。
メンバー≒会員? ちょっとニュアンスが違いますよね。
ここでは、JSAFに登録料(基本会費)を支払っている「登録セーラー」とでも表現したら分かりやすいか?

登録セーラーは、なんらかのJSAF加盟団体に加盟している事が条件です。各加盟団体を通してJSAFに登録料(年会費)が納められます。

JSAFはあくまでも財団であり、セーラーとしての活動は各加盟団体で行う。と考えればいいのか?


その加盟団体ですが、
「加盟団体」
  と
「特別加盟団体」
の、2種類に分かれています。ここがポイントその1。

ポイントその2は、(特別がつかない)加盟団体は、
ディンギー系の各都道府県連
  と、
外洋系である各水域の外洋加盟団体
の2つに大別できる。
という点です。
大別できるというより、大別されているといった方がいいか。

これは、都道府県連がJYA時代の名残で、外洋加盟団体がNORC時代の名残、と考えればいいと思われます。

ディンギーと外洋といっても、所属するセーラーの境目は本来曖昧なはず。ならば、地域ごとの窓口をディンギー系と外洋系で分けるのもなんだか無駄だなぁ、と思うのですが。
統合時に、このあたりの調整をするのが難しかったんでしょうねぇ。各組織はすでにあったわけで。

実際、このあたりがまずちょっとヤヤコシイです。

これまで、ジャパンカップなどの選手権レースでは、乗員は全員外洋加盟団体に属している必要がありました。

オーナーは艇登録があるので外洋加盟団体からJSAFに登録している場合がほとんどでしょうからいいのですが、クルーはどうか。

都道府県連や特別加盟団体であるマッチレース協会やJ24協会を通してJSAFのメンバーになっているセーラーも多く、彼らをクルーとして誘う場合に、新たに外洋加盟団体に入会してもらわなければならず、ちょっと困りものだったのです。
「外洋系のクルー」というくくりはかなり時代遅れになっていたと思います。

このあたり、現在の「JSAF運営規則」によれば、外洋艇全日本選手権では、艇長はJSAF外洋加盟団体の会員であること。とされています。
が、クルーに関しては、外洋加盟団体の会員である必要は無く、たとえば、都道府県連の会員としてJSAFのメンバーであってもOKとなっています。
昨年のジャパンカップでも、クルーは外洋系である必要はなくなっています。

JSAFのホームページでも、
-------------------------------
日本セーリング連盟のメンバー登録は全国統一
何処の団体を通して登録しても差別はない
都道府県連のメンバーでも外洋レースに参加できる
逆も同じ
他の団体登録のメンバーに対し参加費などにエキストラ・チャージをつけることもあるが、参加資格制限ではない
--------------------------------
と明記されています。

どうやらこのあたり、規制緩和がなされたようですね。
ヨカッタ、ヨカッタ。
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by Takatsuki_K | 2009-02-12 08:55 | ヨットレースを考える

【JSAFとは】 寄付行為

我々一般会員にとって、JSAFとは何なのか? 知らない事が多すぎです。
なんだか、偉い人がいっぱいいるところ、という感じ。

改めて、分かる範囲でまとめてみます。

1999年4月。JYA(日本ヨット協会)とNORC(日本外洋帆走協会)が統合し、JSAF(日本セーリング連盟)ができました。

あの頃、統合にあたってなにやらいろいろ揉めていたようですが、ワタシは、何を揉めているたのか、そのモメゴトをどのように解決して統合にいたったのか、知りません。
セーラーにとっては、JSAFってお役所みたいなものと考えていたのです。今でもそうですが。
ジャーナリストとしては、そのあたり、きちんと取材し、ポイントを整理した記事を書く必要があったと思うのですが。ワタシ自身は、その頃はそういう立場になかったもので。なんだかちょっと逃げていたようにも思います。

さて、
JYAは財団法人でした。対してNORCは社団法人だったと思います。両者はどう違うのか?

●NORCは外洋系
 JYAはディンギー系

●どちらも公益法人で主務官庁の許可が必要
  NORC→運輸省
  JYA→文部省

●社団法人は、人(社員)の集合体
 財団法人は、財産の集まり

主務官庁の違いは分かります。中央省庁再編は2001年1月6日に施行されていますから、統合当時はこうだったはず。この後省庁再編となり、文部省→文部科学省、運輸省→国土交通省になっています。

で、社団法人は人の集合体。
この場合の人=社員と書いてありましたが、いわゆる会員ですよね。
対して、現在のJSAFは財団法人ですから、人の集まった会ではない。財産を管理する団体という事になります。

JSAFの設立は昭和39年5月となっているので、JYAの財団格にNORCが吸収され名称変更、という事なのでしょう。たぶん。で、主務官庁は、文部科学省と国土交通省の共管となっています。


ワタシら、会費を納めて会員とされ、会員証が送られてくるのですが、はたして財団の会員というのはどういう立場なのか?

財団法人における約款の事を「寄付行為」というようです。
「寄付行為」という名称がなんかピンときませんが、会員がいないので会則というものは存在しないという事か?

JSAFの目的は、「寄付行為」の第3条で、
本連盟は、セーリングスポーツに関し、我が国を代表する機関として、すべての形態のセーリングスポーツを統括し、合わせてセーリングスポーツ及び海事思想の健全なる発展及び普及を測る事を目的とする。
となっています。
「セーリングスポーツ」という所がミソでしょうか。

役員として、
会長 1名
副会長 4名以内
専務理事 1名
常務理事 2名以内
 上記の役員を含め
理事 23名以上27名以内
監事 1名以上3名以内

以上、約24~30名の役員がおり、理事によって理事会が構成されます。
監事がこれを監査する、ことになります。

理事会、監事とは別に、評議員(75名以上99名以内)による評議員会があります。

評議員は理事会で選任します。
一方、その理事会を構成する理事、及び監事は評議員会において選任されます。
会長及び副会長は理事の中から、評議員会の推薦に基づき理事会で選出。専務理事及び常務理事は理事の互選。

ということで、約30名の役員と約90名の評議員によって財団の母体は構成されているという事のようです。会員の立場というものは明記されていないようです。

実務としては、理事会の決議によって専門委員会が置かれます。

我々一般会員は、JSAFの加盟団体(ディンギー系の方は都道府県連、外洋系は各外洋加盟団体)の会員として、JSAFと繋がっているという事のようです。
会費は、加盟団体に支払ってますもんね。
会員が加入している団体がJSAFに加盟している、という事ですね。

なぜか?
財団法人だから、直接個人から会費を集める事はできないのかな? ちょっとここの所がよくわからないのですが。

さらにはクラス協会やヨットクラブなどの特別加盟団体があって、普通の加盟団体と特別加盟団体の違いはなんなのか。
このあたりの事は、理事会の議決を経て、会長が別に定める、と「寄付行為」の中ではなっています。

加盟団体、特別加盟団体のありかた、がポイントか? という、気がします。 (つづく)

(続きものばかりですいません)
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by Takatsuki_K | 2009-02-10 10:10 | ヨットレースを考える