ヨットの事を考える評議会


by Takatsuki_K
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本来ならジャパンカップが行われているはずの、まさにその日。葉山で若いセーラー達と飲んでいた。

寒波が押し寄せ、冷たい風が吹き荒れていた相模湾。
昼間会ったベテランセーラーは、冷たい風を浴びながら、
「いやー、ジャパンカップ中止で良かったなぁ。ウヒョヒョ」と笑っていたけれど、
夜の若者達は、
「いやー、これでロングやってたら、最高だったのにぃ」
と悔しがっていた。

実はホッとしているんだけど口では残念がる、ってのもよくある話ではあるけれど、彼らの表情見ると、本当にロングを走ってみたいと思っているようだった。

いわゆるディンギー上がりの連中で、大型艇に乗ってまだ間もない。本格的なオフショアレースはまだ経験していないわけで、でも、ボルボオーシャンレースの画像なんか見ちゃったら、やっぱセーラーとしての血が騒ぐんだろうなぁ。

そんな彼らに、本格的なロングオフショアレースを体験させてあげたい。いや、そういう機会を与えてやるのはOBとしての義務なのかもなぁ、とすら思った。

思えば僕自身にしても、エスメラルダ・チームとの初めての出合いはグアムレースだったし、シドニー・ホバートレースでサンバード5世に乗せてもらったのが初めての海外レースだった。

初めはいつも、ロングオフショア……だったのだ。


その後、長短合わせていろんなレースに出たけれど、なんだかんだいって思い出に残っているのはロングレースなんだよなぁ。いや、ロングは別に好きな訳じゃないんですけどね。
思い出すのは、辛かったことが多いかなぁ。

だからもう自分ではロングレース乗りたくないんだけど。
あの厳しさを味合わないでセーリング人生を終わらせてしまったのでは、一生後悔するかも。


ということで、沖縄-東海ヨットレース。2010年4月29日、沖縄、宜野湾沖をスタート。三河湾、ラグナマリーナ沖フィニッシュ。

参加艇は結構集まっているもよう。
大成功に終わるといいなぁ。
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by Takatsuki_K | 2009-11-26 17:19 | ヨットレースを考える

改革、なるか?

民主党政権のことではありません。

2009年ジャパンカップ公式HPに、
『どうなる、どうする ジャパンカップ2010への展望』
と題して、ワタシの雑感が掲載されました。

10月30日に掲載されたものですが、今更ですいません。


ここでのポイントは3つ。

○いつ
○どんな艇を集めて
○どんなレースを行うのか?


これをハッキリ決めること。これは「ジャパンカップとはどういう選手権なのか?」を決めることであり、これまでここが曖昧だったため、毎年公示の発表が遅れ参加者は右往左往。日本の外洋艇による選手権はずるずると衰退しつつあるのではなかろうか、というのがワタシの視点です。

で、2009年度のジャパンカップではこの3点に大きな改革が……と期待されたのですが、レース自体が中止になってしまったわけで、これもどうなることか。

詳しくは上記の文章を読んで頂くとして。
個人的な好みの問題としては、ジャパンカップのロングオフショアには魅力は感じていませんでした。選手としても記事を書く側にしても。
オフショアレースの面白みというのはあるのでしょうが、シリーズレースに組み込まれるとどうなのか?
インショアレースとの組み合わせには、あまり意味を持たないのではないかというのが、個人的な感想ではあります。

しかし、『JSAF運営規則』の中の「外洋艇全日本選手権 (ジャパンカップ) 開催規定」では、
「ジャパンカップとは、日本における外洋レースの最高峰に位置づけられる歴史あるレースである。年間に一度開催されて、その年の外洋艇の選手権を争うレースである。」
とハッキリと謳われてます。

外洋艇とは外洋ヨットのこと。外洋レースとはオフショア・レースのこと。
「外洋ヨット」「外洋レース」では字面は似ているけど、意味は違いますよね。

「外洋ヨット」といえば外洋を走ることができるヨットのことで、外洋ヨットによるインショアブイ周りレースの選手権はアリでしょうが、「外洋レース」といえばオフショアレースそのもののことですから。

で、『JSAF運営規則』で、「ジャパンカップは外洋レースの最高峰」とハッキリと決まっているんだから、上記文中で書いた、
「ジャパンカップとはオフショアレースを中心としたシリーズレースであると明確に打ち出した」
のは、別に驚くほどのことではないわけですが。

まあ、2009年のジャパンカップが中止になってしまったのを幸いに、この辺り、もう一度しっかり話し合うことになればそれはそれで一歩前進かと思われます。

「オフショア全日本である」ということがハッキリ決定すれば、開催場所や時期もある程度限られてくるわけだし。

ようは、上に挙げた3つのポイントをハッキリさせることが重要だと思うわけで、その意味で、今回3つの改革を行おうとしたのは意義あることだと思います。


そもそも、その3つのポイントを誰が決めるのか? すら、ハッキリ決まってなかったようだし。

大きな前進に繋がることなのではないか?
と思うのですが、どうでしょう?
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by Takatsuki_K | 2009-11-24 16:20 | ヨットレースを考える