ヨットの事を考える評議会


by Takatsuki_K
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

<   2010年 12月 ( 4 )   > この月の画像一覧

2010年を振り返る

今年もいよいよあと4日。
ブログの方も今年最後になりました。

思えば今年は毎週火曜日に更新するぞと心に決めたものの、10月にPCが壊れて1回お休み。11月はレースで海上にいて1回お休み。と2回休んでしまって年頭の抱負は果たせず。
来年は、、、、気が向いたときに書くことにしようかなぁ。

改めて、当ブログから今年1年を振り返ると……。

1月は、沖縄レースのニュースを聞き、船検について考えてます。

2月もまだ船検問題でブツブツ言いつつ、アメリカズカップの話題に。
いやー、あれはすごかったなぁ。
ワタシとしては、十分に面白かったです。
自分でもマルチハル欲しいなぁ、と思う今日この頃。

で、3月になると、またもや船検問題に戻っており、最後はISAFの特別規定にたどり着いている。
うん、いや、このあたり、読み返すと面白い。自分でいってどーする?

で、ここで拙著『タクティクス虎の巻』が出版され、宣伝しつつも高木さんとの思い出の一戦に思いを馳せ。
この時期、ロイヤル・セランゴール・ヨットクラブに出入りするようになる。

で、結局今年はマレーシアでもセッセとヨットレースに出ることに。やっぱヨットレースは楽しいなぁ。
あ、このあたりは、KAZI 8月号にも書きましたね。

4月はちょいと用事で日本へ。
日本の経済事情などを肌身に感じつつ寒さに震え。

ゴールデンウイークは、沖縄レースのweb観戦で盛り上がったなぁ。
このブログも連日の更新
ナニコレ? 今読み返しても面白い。
↑自画自賛はやめろって。

で、ここで改めて考えたのが、インターネット時代の「外部の援助」問題
これでしばらく盛り上がる。アカデミック~!

そうそう、6月には浜名湖でカッターボートが転覆なんて事故もありました。

ここで、初島ダブルハンドレースは何故人気があるのか? なんてことから自分のダブルハンドサバイバルを思い出し、この記事が結構ウケたみたいなんで気をよくしてさらに大時化シリーズ第2弾を書く。

そうか、大時化シリーズの続き書くことになってたんだっけ? 年明けにご期待下さい。

7月末にはパールレース。ツール・ド・フランスもあり、8月はジャパンカップ。
え? ツール・ド・フランスとヨットレースはどんな関係があるのかって? あるんですよ

日本のヨットレースは、どうしたら楽しくなるのか? が、このブログのメインテーマでありまして、でも、ナカナカ先に進んでないなぁ。
来年のジャパンカップも、なんだか揉めているようですぜ。

で、キーポイントはヨットクラブのあり方なのかなぁ、というのが、今のところ思い至る部分なんですけどね。
じゃどーすればいいのか? ってのはまだ解らない。

ここらでヨットクラブについていろいろ考えつつ、9月には新西宮マリーナで海図セミナーがありましたね。
これ海上保安庁と水路協会で行っている「安全の為にも紙海図を使いましょう」という企画なんですけど、KAZI2010年12月号(30ページ)の座礁記事なんか読むとまさにこれ、紙海図の重要性に思い至りますね。
ポイントは、海図を使ったナビゲーションを楽しむということだと思うんで、今後も普及に努めたいと思います。

てなところで、尖閣騒動が勃発。海上保安庁のみなさま。お勤めご苦労様です

で、10月、11月は……、ラジャムダ・レガッタに振り回されていたかなぁ。修行ですな。
クリスマスには、「宗教絵画に見るイエス・キリストの生涯」みたいな記事を読み、イエスに降りかかった苦難の数々を学び、人生修行だなぁと新たな年を迎えるにあたって深く考えるわけですよ。

マッチレースの方は、うーん、どうなんだろ。
マッチレースの総本山ともいえるアメリカズカップの方がうまく軌道修正できているのかどうなのか、なんともいえず。WMRTもどういう位置づけになるのか。

日本でも、アメリカズカップ再挑戦の話があったのですが、ボルボ・オーシャンレースの方が現実味があるのでは? ということで、現在小さな一歩ですが踏み出しているところ。
実現すれば、面白いことになると思うんだけどなぁ。

どうですみなさん、興味あります? ボルボ・オーシャンレース。


 ★ 今年の反省 ★
せっかくコメントいただいているのに、返事が遅くなり、申し訳ありません。
いや、自分で書いておいて、書いた後、毎日チェックしてないのですよ。
ここんとこ、どーにかしないと。
コメントがあるとメールが入る、みたいなサービスないものか?
Twitterの方は毎日見ているので、コメントいただいたら「コメント書いたぞコノヤロー」等とつぶやいていただけるとありがたい。
いや、ちょくちょくチェックするよう心がけます。
[PR]
by Takatsuki_K | 2010-12-28 10:59 | 過去記事

大走錨祭、その後

もう少し詳しい話を聞きました。

「キングスカップにはこれまで3回行ったけどもう行かない」と言ってるオーナーが、実際走錨して艇体放棄したオーナーから聞いた話。なので、ちょっとバイアスがかかっているかもしれませんが、参考までに。

基本的に「泊地が悪いのでもう行きたくない」というのが彼の意見なのですが、Kataビーチの北側に島があり、そこは陸地も小高くなっていて多少は条件がいいとのこと。でも今回走錨騒ぎが起きた南側の方がレース会場に近いのでそちらに舫う艇が多いんだそうな。
ワタシ、キングスカップには一度も行ったことないんで、泊地の状況は「ふーん」と聞いておくしかないんですけど。

走錨のリスクは常にある。その上、へたに自前のテンダーを用意していってもすぐに盗まれちゃうんだそうな。で、渡し船も出ているんだけど、1回100リンギ(約2800円)と高額をボられるという。

ということで、あのあたりでは西風(海から陸に向かって吹く)も珍しくはないとのことですが、一旦アンカーを打って上陸した後は、翌朝のレースまで船を空ける艇も多いんだそうな。

あの夜も風が上がり走錨する艇が出、一旦ビーチに乗り上げてしまったら波があって離礁するのは無理。そこで、バウからV字にアンカーを打ち、艇内の重量物を降ろしてダメージを最小限に減らした艇はなんとか持ちこたえ、翌日風が収まってから牽引して離礁。大破は免れる。

ところが、シングルアンカーでそのまま何も手を打たなかった(打てなかった)艇は、風に煽られて横向きになったところで波を横から受ける形になって朝までには全損。

……ということだそうです。


そして、もちろん十分に大きなアンカーを打っていた艇は走錨することもなく、中には大型艇から70kgのアンカーとチェーンを借りてきて使っていた艇もあったようです。当然ながらこれなら走錨は無し。

     ※     ※     ※

さて、自分ならどうするかなぁ。
真剣にレースするなら、70kgのアンカーとチェーンを積んで走るの嫌だしなぁ。

大きなアンカー打って、昼間はブイ結んで捨てて行くかなぁ。いや、それだと盗まれちゃうのか?
サポートボートが必要なのか? いや、そこまでしないなぁ?

と、なかなか難しい問題ですね。
[PR]
by Takatsuki_K | 2010-12-21 17:28 | ヨットレースを考える
やっぱ、レース派はシーマンシップが無いと言われちゃうのか。

タイのプーケットで行われていたキングズカップ。すごいことになってるようです。
公式ホームページの記事はこちら。

これを「祭り」と表現したらまずいか。いや、人的被害は無かったようなので、良くある「大創業祭」に引っかけて、「大走錨祭」にしてみました。スイマセン。

その場に居たわけではないので詳しいことは分かりませんが、どうやら、ビーチに面した海面で錨泊していたところ、強いオンショア(海から陸に向かって吹く風)で海岸に打ち寄せられてしまったようです。

アンカーが引けた船もあり。そうして流れて来た船にアンカーラインを切られてしまった船もあり。……ということですか。

マレー半島西岸では、夜はだいたい陸から海に向かって風が吹きます。
夜、西よりの風が強く吹くということは普通は無いということで、レース艇はこの泊地に錨泊し乗員は陸に上がって大パーティー。どこかホテルに泊まるってスケジュールだったのか?

クルージングの途中なら、こんな条件の所に錨泊はしないですよね。風が上がってきたら「ヤバイなぁ」と思いますよね。で、移動しますよね。
でも、主催者側からそういうスケジュールを提示されたら、そして他艇も同じようにしていたら、普通それに従っちゃいますよね。
「みんながやっているんだから、大丈夫だろう」という、これ、群集心理か。

まあ、走錨していない艇の方が多いわけだから、どんなアンカーとチェーン/ロープ長の組み合わせだと走錨したのか。ここは些細なデータを出していただきたいところ。

じゃないとやっぱり、
「レース派は、シーマンシップが無い」
と言われちゃうなぁ。
じゃなくても、言われちゃうか。

座礁した〈Rapscallion〉って、お友達の船なんですよね。

あ、このダメージで、1月のロイヤル・ランカウイ・レガッタの参加艇減っちゃうのか?

それ、困る。
[PR]
by Takatsuki_K | 2010-12-14 10:05 | ヨットレースを考える
ワールド・マッチレースツアー(WMRT)の最終戦、モンスーンカップが終了。

昨年度の覇者であり、今年もここまでランキング2位のアダム・ミノプリオ(ニュージーランド)は、なんとラウンドロビンで敗退。
前週、ラジャムーダ・レガッタに出ていたので、疲れが出たのか。年間2連覇からは早くも脱落。

ここまで首位と、今年度絶好調であるフランスのマシュー・リシャールはクオーターファイナルでベン・エインズリと対戦して負け。続けて、エンズリはセミファイナルでビヨン・ハンセンを下し、ここで年間優勝が決まる。オメデトウ。

そして決勝は、オーストラリアの若手トーバー・ミルスキー対エンズリ。これがまたいい勝負だった。

ベン・エンズリーといえば、オリンピックのメダリスト。つーか、金メダル3つ、銀メダル1つという超大物。メイントリマー&タクティシャンに、やはりメダリスト、イアン・パーシーを擁し、バックには英国のチーム・オリジンがついているという完璧体制なわけですが、マッチレースというのはまた別なんでしょうなぁ。
一昨年なんかはラウンドロビンで敗退。それでもめげずに挑戦し続け、昨年は決勝に残る……も、若手のアダム・ミノプリオに3タテで敗退。ここんとこ、詳しくは昨年の記事を参照。

でもって、今年は、ここまで総合3位につけ、逆転しての年間総合優勝を決め。そして、この決勝でも接戦の末逆転勝利でミルスキーを下しモンスーンカップ優勝も決めるという、見事な結末を向かえたのであります。

エンズリとミルスキ比べちゃうと、判官贔屓というのか、どうしてもミルスキ応援しちゃうんですけどね。


ワタシ、今回も自宅でテレビ観戦することに。
ピーター・ギルモアのヤンマーレーシングには、早福、谷地という日本の誇る職業船員が乗り込んでたんですけどね。

テレビ観戦でもかなり楽しめます。中継技術は年々進化していますね。
今年も、ニュージーランドの名物アナウンサー、ピーター・モンゴメリーの実況で、解説のアンディ・グリーンはヘルメットカメラとマイクを持ってオンボード。スキッパーの後ろで、
「ミルスキー、トラブルだ。これは絶体絶命。この先どーするのか?」なんてスタート1分前に後ろでぶつぶつつぶやくわけですから、スキッパーはやりにくそう。

決勝では、ピーター・ギルモアも解説席にいたし、さらに今回は、スタジオにテクニカル・ディレクターと称していたか、ヨットの専門家を配していたようで、この人のカメラ切り替えが上手かったせいか画面展開も非常に見やすかったです。
生放送であるにもかかわらず、1マッチ終了後にはそのレースの勝負所がすぐに再生されたりして。これも、そのテクニカル・ディレクターが勝負所を把握しているからこそ。

さらには、スキッパーには心拍計が取り付けられていたようで、ライブで心拍が分かります。
スタート前、エンズリは常に80台だったけど、ミルスキーは120~130台とドキドキぎみ……というのも分かっちゃう。


この番組、日本語字幕被せて日本でも放映したらいいのに。
ヤンマーにでも頼んだらやってくれるんじゃないですかね。
地上波じゃ無理だろうけど、スカパーならいけるんじゃないかなぁ。

ヨットレースもテレビで楽しめる時代になってきておりますぞ。
[PR]
by Takatsuki_K | 2010-12-07 09:25 | マッチレースもあるでよ