臨時変更証とは?
2010年 01月 12日
土曜日から熱を出して寝込んでおりました。まだ頭がぼーっとしておりますが、小型船舶検査機構に電話してみました。
前回書いた(2)臨時航行許可証というのは、基本的には船検が切れてしまった船やこれから船検を取得する船が検査のためなどで回航する時に使うもので、(3)の臨時変更証というのは、船検証を有しているけれども一時的に航行区域を変えるなどの用に用いる。
とのこと。
このあたり、運用の方もこれまで曖昧になっていたと係の方はおっしゃっていました。
今回の沖縄-東海レースではまさしく(2)臨時航行許可証ではなく、(3)臨時変更証でいいことになりますね。
必要備品は、
本来の沿海→近海なら、沿海からの追加として、、
・ライフラフト(近海装備) 約90万円
・火薬類 (紅炎、火せん、浮信号)約4万円
・イーパブ 約25万円
・持ち運び式双方向無線電話装置 約38万円
・無線電話(イリジウムでも可)
・消火器 約1.2万円
レーダートランスポンダなんてもリストにありますが、これはレーダーリフレクターがあれば可
無線機入れないで約160万円ですか。
これが、
「臨時変更証」の場合。
・ライフラフト
・イーパブ
・レーダートランスポンダ
のみでOK。
ですが、
そもそもレーダートランスポンダはレーダーリフレクタがあれば不要ですし。
イーパブも、24時間通話可能な通信設備があれば必要ないとのこと。
ということは、ライフラフトだけ。これはレンタルで、週1.5万円程度だそうですから、ほとんどお金はかかりませんね。
これで、船検的には夜間の航海も可。
で、
別に、レースの実施要項の方で、
・火薬類(近海セット+パラシュートフレア)
・ライフラフト(近海仕様)
・衛星携帯電話(イリジウム推奨)
・国際VHF
・イーパブ
が必要となっているので、こちらを満たせば船検もクリアということですね。
なあんだ簡単。
レース主催者側も、よく考えていると思いました。
今回はJCI横浜支部へ電話してみましたが、対応はきわめて丁寧で分かりやすかったです。
但し、支部や対応する人によって違うことを言い出すかもしれないので、後は各自であたってみてください。
限定沿海からの変更はまた別でしょうし。
ワタシゃこれまで、JCIとは何度揉めたことか。何でそんなに揉めてたかは、別の機会に。
今回、上記の問い合わせ、国際電話で長々と話しましたが、電話代1.18リンギ(約32円)って安いなぁ。
これが一番驚いた。