ボックスルールとは その3
2008年 06月 12日
となると、
これらのグランプリクラス艇種が不当に厳しいハンデを負う制度=IMS
の元では、グランプリクラスを育てていくのは難しいと思います。「最初の1隻」を走らせる場所がないのですから。
IMSからORC-インターナショナルになって、そのあたりがどう変わったのか。その流れを汲む簡易ハンディキャップ制度であるORC-Cで、こうしたグランプリクラス艇やその他のスポーティーなワンデザイン艇を公平に扱う事ができるのか。
逆に、IRCはTP52やワンデザイン艇を公平に扱っているように見えるが、じゃあ既存のIMS艇を公平に扱っているのか?
このあたりの見極めが、今年のポイントになるんでしょう。
今週はずっとシーボニアにいたのですが、B&Cのいわゆる箱船型IMSボートが続々と出艇していきます。
このてのボートは「IMSで有利」なわけですが、IRCではどうなのか。
有利にこそならないけれど、不利になるわけではない、という「それなりのハンデ」になっていれば、IMSからIRCへのスムースな移行が可能だと思うのですが。
どうも、
IMSの箱形船型はIRCではちょっと不利
ORC-Iでは、やっぱりちょっと有利
みたいなんですけど。今のところ。
困るなぁ。
これじゃあ、そうそう簡単にIMS離れは出来ないのかもしれませんね。
みなさんのフリートではどうですか?